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オシャレで人気のエアープランツとは?



 

最近、インテリア雑誌やおしゃれな雑貨ショップなどで、「エアープランツ」と呼ばれるふしぎな植物を目にすることはありませんか。

エアープランツはその名前が示すように、空気中の水分や窒素などを吸収して成長する特徴をもつ植物です。ほかの植物のように、土に根を張って養分を吸収するわけではありません。

エアープランツと呼ばれる植物は、葉も花も形も種類によって様々なものがあります。なんと約2500種類以上あると言われるエアープランツのなかでも、代表的なものが、チランジアと呼ばれる種類です。

チランジアはパイナップル科の多年生植物で、アメリカ南部、中南米、西インド諸島の森林、山、砂漠に自生しています。

薄い葉を持つ種類は雨の多い地域に、厚い葉を持った種類は乾燥した地域に生息しているといわれます。
 

■エアープランツもお世話が必要!!
 

エアープランツの原産地は、湿気が多く四季がある日本とはかけはなれた気候の地域です。よく「エアープランツは、水やりなどの手間がいらず、育てるのが簡単」などと雑貨感覚で書かれていますが、生きている植物です。実際のところ日本で育てるときには放りっぱなしというわけにはいかず、ちょっとしたコツが必要になります。

まず、エアープランツも水やりが必要だということを認識しましょう。毎日水をやる必要はありませんが、定期的な水やりが必要です。

エアープランツの葉は昼間は気孔が閉じています。彼らの原産地は、夜になると霧が降りる地域です。水やりは夕方〜夜にかけて行います。

水やりの方法は2種類あり、ひとつは「ミスティング」と呼ばれる霧吹きで葉を湿らせる方法。週に1〜2回を目安にし、乾燥する季節は回数を増やします。とくに冬場は暖房、夏場は冷房で乾燥しやすいので、ミスティングを増やすなど注意が必要です。

もうひとつは、「ソーキング」と呼ばれる方法で、バケツに室温にした水を張り、エアープランツを丸ごと浸します。浸す時間は1回4〜6時間が目安で、夜間に行います。だいたい1ヶ月に1度くらいの頻度で行いますが、梅雨などの湿気が高い時期は不要です。ソーキング後に根元に水分が残りすぎると枯れる原因になるので、終わったら逆さまにしてよく乾かします。

肥料はほとんど必要ありませんが、ミスティングやソーキングの際に、薄めた液体肥料をときおり与えると、育ちがよくなります。目安は1ヶ月に1〜2回です。
 

■直射日光と風通しの悪い場所が苦手
 

エアープランツは、直射日光が苦手です。また、風通しがよいことも生育の絶対条件になります。そのため、完全な日陰やトイレなどの密閉された空間に置くと弱ってしまいます。風が必要といってもエアコンの直接当たるところも苦手なので、インテリアとして室内で飾る場合は注意が必要です。

成長のためには、レースのカーテン越しなど優しい光が入る窓辺に置くとよいでしょう。

エアープランツは育ちの早いものと遅いものがあり、早いものはすくすくと育ちます。一方、遅いものは「生きているの?」と疑問になるくらいゆっくりと成長します。花が咲くのは一生に一度だけ。花をつけた株は成長を止め1〜2年で枯れてゆきます。枯れた親株からは子株が増えるので、上手に育てられれば株分けも可能です。


■土がいらない特徴をいかしたオシャレな飾り方
 

エアープランツは土を必要としない植物なので、その特徴をいかしていろいろな飾り付け方ができます。

もっとも簡単なのは、バスケットに入れて飾る方法。種類の違うものをいっしょに植え込むとオシャレに仕上がります。

市販されているリースにバランスよくいろいろな種類を差し込んで行くだけで、簡単すてきに仕上がるので、これもおすすめ。

また、ガラス瓶に入れて飾る方法も人気です。たとえば、使わなくなったコーヒーポットや、ジャーサラダ作りなどに人気のメイソンジャーにシェル、ホワイトサンド、きれいな小石などを入れて飾り付けるテラリウム作り。最近では、エアープランツと容器や飾りがひとセットになったものも売っているので、こうしたものを利用すると手軽に楽しめます。ただ、高さのある深い瓶や、口のせまい瓶にエアープランツを飾ると、風通しが悪くなるので注意が必要です。


■ダイナミックでナチュラルなインテリアに
 

「エアー」プランツというからには、空間をいかしてダイナミックに飾り付ける方法も人気があります。

たとえば、ワイヤーでできたカゴに飾り、天井や窓辺、軒から吊るす方法。また、エアープランツ自体を園芸用のワイヤーで壁に固定する方法など。

また、流木や木の板を使ったインテリアも、ナチュラルな魅力で人気があります。流木や板は園芸店やアクアリウム店で手に入ります。板の素材は、コルクやヘゴ板が扱いやすくておすすめ。

固定の仕方は、流木のへこんだ部分にそのまま置くか、園芸用のワイヤーで固定します。根を避けて、樹脂系のボンドで接着することも可能です。しばらくすると、エアープランツ自体から根が伸びて、流木に引っ付こうとします。
 

■コツをつかんで長く楽しもう
 

育てやすくて手間のかからない植物と思われがちなエアープランツ。最近は100円ショップでも取り扱われているので、ますます手軽に楽しめるようになっています。

ほかの植物よりは水やりなどの手間がかからないとはいえ、生きている植物に違いはありません。コツをつかんで上手く育てると、長い間楽しむことができます。ぜひ愛情をもってチャレンジしてみてください。